フルタイム養護教諭はきつい。ワーママ辞めたい理由と対策

こんにちは。
元小学校養護教諭のゆまとです。
※追記:2023年3月に公立養護教諭を退職しました。以下は現職時に書いていた内容です。
現在は、復帰して2年目を過ごしています。
復帰1年目で、フルタイム共働きの大変さを痛感しました。
- 長男(年中)の登園しぶり
- 1日のハードなタイムスケジュール
- 仕事、育児、家事の両立
- コロナ禍
- 月1の保育園のお弁当作り
みなさんよくやられてますね。日々お疲れ様です。
2年目は、少し楽になるかと思っていましたが、状況は変わりませんでした。
なぜ?!
忙しい日が続き、ついに体を壊してしまいました。
1か月休職し、現在は回復して復帰しています。
では、フルタイム養護教諭ワーママを辞めたい理由と対策をご紹介します。
フルタイム養護教諭ワーママを辞めたい理由
1日の時間にゆとりがない
朝早くに起床し、だるい身体に鞭を打ち、育児、家事、仕事を繰り返し、倒れ込むように眠ります。
翌日も仕事を1日乗り切るには、夜更かしして自分の時間を作っている場合ではありません(笑)。
身体がとにかくしんどい
朝起きた時に、とても身体が重く、疲れていることが分かります。
歳が原因かもしれませんが(アラフォーです)。
HSP気質でもあるので、様々なところで気を遣うため、それが疲れにつながっていることも原因の一つです。
偏頭痛が頻発している
もともと中学生くらいの頃から頭痛とは付き合っているのですが、市販薬の痛み止めで効くレベルでした。
しかし、産後から体質が変化したのか、市販薬では効かなくなり、ひどいと嘔吐したり、起きられなくなるようになってしまいました。
脳神経外科できちんと診てもらい、偏頭痛だと分かりました。
現在は、予防薬を飲み、症状が出た時はなるべく無理しないようにしています。
仕事量が多すぎて残業必須
養護教諭は、「暇・楽そう」だと言われます。
何度かブログで書いていますが、全く暇ではありません。
自治体や児童(生徒)数、校種によって多少違いますが、私は今のところ「残業なし」を経験したことがありません。
夏休み、冬休みは定時で帰っています。
代わりがいないので休みにくい
養護教諭が休むと保健室は機能しなくなります。
職員室で対応してもらうことになりますが、とても申し訳ないです。
子どもの行事と仕事の行事がかぶる
現在の時点で、長男の小学校入学式と職場の入学式が被ることが分かっています。
管理職からは快諾を得て、長男の入学式に行かせてもらうのですが、これも職場には申し訳ないです。
まだ、分からないですが、
- 運動会
- 学習発表会
- 卒業式
など、大きな行事も被る可能性があります。
毎年、宿泊引率がある
林間学校・修学旅行があります。
養護教諭は引率必須であるところが多いので、毎年1泊2日以上は引率することになります。
心の病気が再発しないか心配
復帰して間もないので、今は大丈夫です。
しかし、忙しい時期になると再発しないか心配です。
子どもの精神的なフォローの余裕がない
平日は帰宅後もハードなので、あまり子どもの話が聞けていません。
時間にもう少しゆとりがあると、ゆっくり子どもと会話する時間が取れそうです。
来年長男が小学校に上がる
小1の壁対策です。
おそらく世の中の働いているママたちは、退職を悩まれるタイミングではないでしょうか?
子どものタイプによっては、ママさえ身体が元気ならフルタイムの仕事は可能だと思います。
しかし、長男は、登園しぶりがひどく、保育園に慣れるまで時間がかかりました。
今でも長期休みの後は、「保育園行きたくない」「できるだけ早く迎えに来て」と言います。
おそらく、小学校入学もスムーズにはいかないと予想しています。
この時期の子育てを後悔しそう
私も夫も幼い頃は、母親は専業主婦で、自分たちは幼稚園に通っていました。
幼稚園や小学校低学年のうちは、家に母がいる環境で育ちました。
現在は「共働き」の家庭が増え、フルタイムも珍しくありません。家に母がいる環境が、当たり前の時代ではなくなってきていることは理解しています。
しかし、将来子どもが大きくなった時に、1番手のかけられるこの幼児期を、余裕のない日々で過ぎてしまっていいのか悩みます。
今の私は「後悔してしまいそう」だと思っています。
対策
退職を視野に入れる
無理に働き続けると、身体をこわしてしまう原因になります。
もし、退職を選択するのであれば、退職時期は、その年度終わりの3月がおすすめです。
年度終わりまで仕事をするイメージです。
学校は、年度初めが4月、年度終わりは3月です。
年度途中の退職はあまりおすすめできません。
人事が大変ですし、学校にも迷惑がかかります。
子どもたちもや職員も心配すると思います。
ただし、身体を壊している時は、年度途中でも辞めるか休職を選択するかどちらかにしましょう。
身体が一番大切です。
無理しないようにしましょう。
退職するならいつ決断するか
9月の中旬ごろに、来年度の希望調査のような調査があります。
校長と面談するためです。
もし、退職を希望するのであればその時に伝えます。
人事が動くのはその後だと思うので、まずは校長に相談という形でもいいと思います。
時短勤務を検討する
養護教諭も時短の制度は使えます。
私はお会いしたことはありませんが、話には聞いたことがあります。
休職した際に、先輩の養護教諭から「時短を選択することもできる」と教えてもらいました。
思い切って転職
養護教諭に強いこだわりがなければ、転職することもありだと思います。
小1の壁対策で、残業なしの会社に転職したというママ友がいました。
思い切った選択ですが、残業が大きな問題だとしたら、とてもよい選択ですよね。
管理職へ現状を相談
少し勇気が必要ですが、
- どんなことが大変で
- どんな助けがほしいか
を管理職に相談します。
私は、今、どうしてもお迎えの時間があるため17時30分に仕事を終えたいです。
体調を崩したこともあってか、児童がけがをして病院を受診する必要がある時の「病院引率」を管理職が代わってくださっています。
負担がずいぶん減り、とてもありがたく思っています。
まとめ
現在の私は、小1の壁対策が一番重要だと考えています。
フルタイムを続けるのか、時短勤務にするのか、転職を視野に入れるのか、退職するのか。
迷いますね。後悔しないためにも、たくさん考えて結論を出したいと思います。
お互い、頑張りましょう!!
読んでいただき、ありがとうございました♡