HSP養護教諭。異動した1年目はつらい。2年目は楽になるの?

こんにちは。
小学校養護教諭のゆまとです。
3歳5歳の男の子育児中です。
育休から復帰して2年目を迎えました。
養護教諭も教員と同じく異動があります。
私は、HSP気質の持ち主であり、新しい環境になる異動はとてもこわいです。
- HSPでも養護教諭になれる?
- 異動してつらいことはどんなこと?
- HSPでも乗り越えることはできるのか?
- HSPでももちろん養護教諭になれる
- HSPでもきついけど乗り越えられる
- 異動1年目は本当につらい
- 2年目からずいぶん楽になる
- 本当につらい時は養護教諭にこだわらず、転職や退職を選択するのもあり
HSP養護教諭。異動1年目のつらいことは?
HSP養護教諭。特有のつらいことは?
- 場の空気を読みすぎて疲れてしまう
- 人前で発言が多いと疲れてしまう
- 注目が自分に集まると緊張から疲れてしまう
- トラブルによるクレーム処理に必要以上に神経を使って疲れてしまう
- 他人が悪気なく発したさりげない一言を気にしてしまう
- 相手から一方的に責め立てられると自分を責めてしまう
異動1年目のつらかったこと
2年目を迎えて思ったことは、あくまで私の場合はですが、1年目は「つらいのが普通」です。
つらくなかったらラッキーくらいの気持ちでいた方が、乗り越えられる気がします。
慣れない環境で疲れやすい
職員室は知らない人ばかりで落ち着かない。みんな忙しそうで聞きづらい。
周りの職員に気を遣いすぎ、毎日疲れました。
先が見通せない
先のことがイメージできないので、事前の準備ができず、直前になって焦る。
その繰り返しでつらかったです。
何もかも分からない
使いたい物品やシステムの使い方が分からない。どこにあるかも分からない。
分からないことだらけでストレスでした。
話かけることに緊張し、聞くことにも緊張し、緊張だらけです。
子どものことが分からない
アセスメントはどの児童も同じですが、どんなタイプの児童か分からないため、対応一つ一つに迷いが出ました。
育休復帰したばかりだったので、自信をなくしかけました。
宿泊引率がつらすぎる
慣れない児童と、慣れない職員と行く宿泊行事。
小学校は、林間学校(キャンプ)と修学旅行があります。
周りの職員に気を遣いすぎ、拘束時間も長いため、とても疲れました。
4月すぐに職員会議で保健関係の提案をする
4月に異動して、その数日後には職員会議で「保健関係」の提案です。
まず、資料を読み込み自分が理解しなければならないし、他の先生方にも分かるように説明しなけれないけない。
さらに、会議の提案はとても緊張する。
緊張の連続でつらかったです。
前任の養護教諭は〇〇してくれた
悪気はないと思うのですが、私ができていないことを、「前任の〇〇先生は、〇〇してくれていた」と何度も言われました。
「もっと別の言い方してくれればいいのに」と思っていました。
自分ができてないようでへこみました。
2年目の変化。どうなった?
HSPの私でも、2年目には慣れてきました。
1年目にストレスに感じていた、印刷機や裁断機、パソコンのシステムが難なく使えるようになりました。
聞かなくてもできるようになることが増えるので、その分のストレスが減ります。
HSPでも、環境に慣れると過ごしやすくなるものです。
場所や人に慣れ、過ごしやすくなる
職員室が苦痛でなくなりました。
職員の性格が何となく分かるようになり、こちらも対応できるようになりました。
宿泊引率は相変わらずきついけれど、1年目ほどではない
拘束時間が長い分、疲れることは疲れますが、人間関係でつらいことはなくなりました。
1年目ほど、ガチガチに緊張することがなくなりました。
保護者と顔見知りになる機会が増える
1年目は保護者のことも分からす、電話することにも緊張していました。
2年目は、顔見知りになる保護者が増え、それが自分の安心感へとつながっています。
先が見通せる安心感がある
先が見通せるようになると、計画が立てやすくなり、事前準備ができます。
事前準備ができると自分の安心感へとつながりました。
HSP養護教諭が仕事と向き合う方法
無理して苦手な人と関わらなくて良い
HSPは、自分に非があると思い込みやすいです。
苦手な人がいても、自分が合わせればやっていけると思うことがあります。
自分に非がない時は、無理をする必要はありません。気疲れして、ストレスが溜まり、体調を崩すことになります。
現に、疲労が蓄積し、2年目の夏に1か月休職しました。
苦手な人がいても大丈夫。うまく距離を取りましょう。
改善しなければと思わなくていい
自分に非があると思い込みやすい分、改善しなければと思いがちです。
十分頑張っているので、そのままの自分も大切にしてほしいです。分かってくれている人も多くいるはずです。
1人で抱え込まない
養護教諭の職業上、1人で抱え込むことが多いのですが、時には管理職や担任に頼りましょう。
周りは言わないだけで、「言ってくれればやるのに!」と言ってもらえることが多いです。
私は頼ることが苦手で、抱え込み過ぎて無理をしてしまいました。
過去のミスを引きずらない
HSPの人は、一人反省会をしませんか?
私は、ミスをする度に帰りの車の中で一人反省会をします。
何がいけなかったか?ばかり考えます。ミスを引きずってしまいます。
しかし、引きずっていても何も変化は起きません。
過去は過去と割り切り、同じミスを繰り返さないように気を付けることだけ意識すればよいです。
2年目もつらい時はどうする?
あと1年我慢して、異動する
だいたい3年間経過すれば、異動可能なところが多いです。
校長面談などで、異動が可能か聞いてみるのもいいと思います。
我慢しながら働くよりも、新しい環境で心機一転するのはありです。
療休を取って休む
心が疲れてしまうことがあります。
そんな時は、無理をせず、心療内科やこころのクリニックに相談してください。
休むことも大切なことです。
私も1か月休んだおかげて、元気を取り戻し、再び働けています。
転職を視野に入れる
私の周りでも転職した人がいました。
異動でも解決しなさそうな時は、職を変えてみるのも一つの選択肢です。
教員免許があれば、講師でも現場に戻ってくることは可能です。
退職する
私は、長男の小1の壁対策として退職するのですが、退職も一つの選択肢です。
将来的に現場に少しでも戻りたい気持ちがあれば、年度末退職をおすすめします。
年度途中は、なかなか代わりの方見つかりません。管理職がとても困っている印象です。
できる限り円満退職の方が、自分もすっきりすると思います。
まとめ
HSPは、自分で環境を変えたり、定期的にストレス発散できればうまく付き合っていけます。
HSPである自分を理解して、ストレスの多い環境に居続けないことが大切です。
自分を守れるのは、自分しかいません。
周りの人を大切にできるHSPですが、まずは自分を大切にしましょう。
少しでもHSPの養護教諭の方々が、ストレスの少ない環境で過ごせますように。
私も頑張ります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♡