【HSP養護教諭】人間関係がつらい時に楽になる9つの方法。経験から考察。

【HSP養護教諭】人間関係がつらい時に楽になる9つの方法。経験から考察。

ゆまと
ゆまと

こんにちは。

小学校養護教諭のゆまとです。

HSP気質があると、人間関係で悩むことがたくさんありますよね。

(※HSPとは、ハイリー・センシティブ・パーソンの略で、人一倍繊細な人を表しています。)

 

これまで、私も人間関係で色々と苦労しました。

養護教諭になってから、職場や保護者との人間関係に悩んできました。

トラウマ級の出来事もありました。

 

HSP気質の人は、人一倍繊細で、共感性が高く、気づかなくていいような小さなことでも気づいてしまいます

私の場合は、物事や言葉の裏を読み過ぎるため、一人反省会ばかりしています。

  • もっと鈍感だったらいいのに…。
  • 何でこんなに気になってしまうのだろう…。
  • あんな事言ってしまってよかったのかな…。
  • あの言葉の裏には何があるのだろう…。
  • なぜあんな言葉を言われたのだろう…。
  • あの態度は何だったのだろう…。

考え出すと止まりません。

 

しかし、一人反省会ばかりしていても時間がもったいないですよね。

 

≪こんな人におすすめ≫
  • HSPで職場の人間関係に悩んでいる人
  • 一人反省会ばかりしてしまう人
  • 人間関係のトラウマを引きずってしまっている人
  • HSPで人間関係の悩みから楽になりたい人
HSPが人間関係でつらい時の楽になるおすすめの方法9つ紹介したいと思います。
実際に、HSP気質のある養護教諭の私がトラウマを乗り越えてきた方法です。

後半には、

  • 人間関係でつらかった時ってどんな時
  • つらいことがあった時はどうなるのか
  • つらくなったトラウマ級の2度の出来事

具体的に書いています。

 

最後までお楽しみ(?)ください。

スポンサーリンク

【HSP養護教諭】人間関係がつらい時。楽になる9つの方法。

①安心できる場所でひたすら泣く

HSPは自分のことを話すことが苦手です。

言葉にできない時は、安心できる場所で思いっきり泣きましょう

我慢していたり、うまく言葉で表せなかったりするため涙が出てくるのだと思います。

 

私の場合は、つらい事があると車の中や自宅で自然と泣けてきます

中学校勤務の時は、職場の人間関係、学校医との人間関係に悩み、よく自宅で泣いていました

夫にも、「あの時は本当によく泣いていたよね」と言われるくらいです。

育休から復帰した小学校でも、2度自宅で大泣きしています。

 

職場で我慢している反動だと思います。

 

涙を我慢せず、安心できる場所で思いっきり泣いてください。

泣くと気持ちがすっきりして、つらかった事を少しだけ忘れることができます。

②信頼できる人にすべて話す

自分が信頼できる家族・兄弟・友達・先輩・後輩・彼氏・彼女になら話せることもあるのではないでしょうか。

私なら、夫と友達なら自分のことを話せます。

 

話すことでつらい気持ちがすっきりすることもあります

 

たまには、自分のつらい気持ちを信頼できる人に聞いてもらいましょう

きっと、親身になって聞いてくれるはずです。

③好きなことをして、強制的に忘れる時間を作る

あなたは、どんなことをしている時が好きですか?

私は、読書とヨガ、ドラマを観ることが好きです。

HSPは一度つらいことがあると、しばらく頭から離れません

 

そのため、強制的に好きな事をする時間に置き換えます。

そうすることで、一定期間つらかったことから離れることができます。

④安心できる場所で、ぼーっとして温かい飲み物をゆっくり飲む

つらいことがあった時、落ち込むだけでなく思考停止することはありませんか?

 

そんな時は、早く自宅に帰り、温かい飲み物とともにぼーっとしましょう。

日頃から考えすぎているHSPなので、何も考えなくでよいのです。

ぼーっとすることが大切です。

⑤すべて自分が悪かったと思わなくてよい

HSPは、「自分も悪かった」と必ず自分にも非があると思ってしまいます

反省することは悪いことではありませんが、反省しすぎるクセがあります。

 

十分反省しているので、すべて自分が悪いなんて思わなくてよいと自分に言い聞かせましょう。

⑥起きた出来事をすべて紙に書き出す

おそらく頭の中はつらかった出来事でいっぱいだと思います。

 

そんな時は具体時に出来事を紙に書き出してみましょう。

  • どんなことが起きたのか
  • 誰に何を言われたのか
  • 誰にどんなことをされたのか
  • なにが原因でそうなったのか
  • 自分はどんな気持ちなのか
  • 自分はどうしたらよかったのか

言語化すると、出来事が整理され、客観的に物事を捉えることができるようになります。

 

案外、「自分だけが悪いのではない」ことに気が付きます。

⑦事実だけを確認する

紙に書き出したら、「事実」だけを確認します。

相手の気持ちの「想像」や「予想」などは省きます

 

「相手の本当の気持ち」は聞いてみないと分かりませんし、想像と全く違うこともあります。

「予想」も自分が見ている世界と周りが見ている世界は違うので、予想が必ずしも当たるわけではありません

 

余計なことを考えず、「事実」に対して今後自分ができること(予防策)を考えましょう。

そうすることで、同じ出来事は起こりにくくなります

⑧早く寝て、翌日に考える習慣をつける

つらい出来事があった日は、落ち込んだり、一人反省会が続いたりします。

 

眠れないかもしれませんが、できるだけ早く寝ましょう

 

つらい出来事のあった日は、どうしてもマイナスな気持ちばかり出てしまい、堂々巡りです。

 

眠るだけで、翌日はつらい気持ちが少しましになっているはずです。

睡眠は侮れません

 

じっくり考える時間は、しっかり睡眠を取った後でも遅くないはずです。

⑨時間が解決

意外と時間が経過すると、つらかった気持ちも薄れてきます

完全に忘れることは無理ですが、直後のようなつらい気持ちは減ってきます

 

今つらい人は、時間が経過すると案外楽になるので、焦らず毎日過ごしましょう

必ず楽になる日が来ます

HSP養護教諭が人間関係でつらかった時ってどんな時?

過度に高圧的に、感情的に攻め続けられた時

細かく言えばいくつでもあるのですが、究極はこれです。

  • 過度に
  • 高圧的に
  • 感情的に

責められ続けた時です。

 

おそらくHSPの人のほとんどは、日頃から感情的になる出来事はないのではないのでしょうか。

ましてや、感情的に相手を責め続けるなんてことはしないのではないでしょうか。

 

むしろ、そのような人たちは避けて過ごしたいのではないかと思います。

まさに私はそうです。

 

そのため、そのような人の標的になると心が折れます

つらいことがあった後はどうなってしまう?

その時の光景が頭から消えない

しばらくの間、頭からその出来事が離れず何度もフラッシュバックします。

 

他にやらなければいけない仕事があっても、集中できません。

切り替えるまでに時間がかかってしまいます

夢に何度も出てくる

しばらくは、夢にまでその時の光景が出てきます

ぐっすり眠りたいのに、夢にまで出てくるなんてつらいですね。

萎縮して過ごすようになる

その人が怖くなり、また何か言われるのではないかと萎縮して過ごすようになってしまいます。

恐怖心が強くなります。

 

話かけなけれないけない時は、すごく神経を使い、無事に終えると疲れがどっと来ます。

 

避けられるのなら避けたいですが、職場にいる人や保護者だと立場上自分から避け続けることは困難です。

 

そのため、いか自分のストレスを減らすかを考え、自分が楽になる方法を考えています。

体調を崩す

私は、ストレスが原因でよく体調を崩します

おもに頭痛と胃痛です。

 

偏頭痛がひどく、現在は脳神経外科通い、予防薬を飲みながら対処しています。

トラウマ級のつらかった2度の出来事とは?

過去に職場で2度のトラウマ級の出来事がありました。

①とある教諭から激怒

気に入らないことがあると、相手を執拗に感情的に怒る&責めるタイプの中堅の先輩教諭。

一度スイッチが入ると止まりません。

 

ある保健関係の出来事が原因で怒らせてしまいました。

怒った途端に、保健室で1時間以上感情的に怒られました。下校後の話です。

 

自分が悪かったところは謝罪し、今後気を付けることを伝えました

しかし、相手の怒りが収まるまで感情的に怒られ続けました

なぜか、少し時間を置いて職員室でも怒られました

 

周りの職員は、どんな人か分かっているので私を励ましてくれました。

職場では強がって耐えていましたが、帰宅したとたん大泣きしました。

 

もう数年前の話です。当時は、しばらく拒否反応が出てしまい、関わる事がとても恐怖でした。

その後は、怒らせることはありませんでしたが、ビクビクしながら過ごしたことを覚えています。

 

今でもあの時の光景はトラウマです。

なんとか数年やり過ごし、今は会うことはないので、時間とともに記憶から消えつつあります。

②保護者からのクレーム(激怒)

ある出来事が原因で、養護教諭の対応と担任の対応に納得できず、激怒して校長室へ来校されました。

 

校長室で数時間に渡り、高圧的に激怒されました。

あの時の光景は今でもトラウマです。

 

こちらも、周りの職員はどんな保護者か分かっているので、私や担任をとても励ましてくれました

この時も職場では強がって耐えましたが、自宅では大泣きしました。

 

それ以降、この保護者に恐怖心を覚え萎縮してしまいました。

 

この時は、以下のことを試しました。

  • 全て紙に書き出す
  • 事実とそうでないことに分ける
  • 予防策を考える
  • 夫や友人に話を聞いてもらう
  • 好きな事をする時間を増やす
  • よく寝る
  • 自分だけを責めすぎない

そうすることで、トラウマは消えないけれど自分自身は楽になりました

 

ぜひ、今悩んでいる人はやってみてください。

まとめ

HSPは病気ではなく、その人の気質です。

 

そのため、治療するという視点ではなく、

  • 自分はどのような環境にストレスを感じるのか

逆に、

  • どのような環境なら安心できるのか

理解しておくことが結果的に自分を救うことにつながります。

 

つらい場所で過ごし続けるのは、心身によくありません。

 

体調を崩している人は、今の環境を一度見直してみることをおすすめします。

 

HSPの自分とうまく付き合って、ストレスの少ない環境で過ごしたいですね。

 

私も、毎日ご機嫌に過ごせるように日々過ごし方を探求していきたいです。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました