小1の壁対策。夫婦で働き方を見直す。フルタイム養護教諭辞める。

こんにちは。
元小学校養護教諭のゆまとです。
※追記:2023年3月に公立養護教諭を退職しました。以下は現職時に書いていた内容です。
長男が年長になりました。来年は小学生になります。
夫婦で来年からの働き方を見直すことにしました。

共働きのママさん、パパさん。
小学生になる子どもがいる場合、どんな働き方されますか?
- 夫が転職することになったから
- 養護教諭の仕事と育児のバランスに悩んでいるから
- 長男に登園しぶりがあるから
- 夫は、大黒柱としてフルタイムで仕事をする
- 妻の私は、養護教諭を辞めて、いずれはパートになる
いくつか働き方のパターンを考えて結論を出しました。
家族構成
- 夫、私(妻)、長男(年長)、次男(年少)、チワワ1匹
パターン①夫が主夫またはフリーランス、妻はフルタイム養護教諭
私たちは、親のサポートなく夫婦で乗り切っています。
養護教諭の仕事を続けようと思うと、夫の協力なしには続けることは難しいです。
とくに、4月から7月中旬までは激務です。
残業するか、休日出勤するかしなければ仕事は終わりません。個人情報を扱うことが多いため、持ち帰りの仕事は限られます。
夫が主夫(またはフリーランス)であれば、問題なく養護教諭が続けられそうです。
夫が主夫である期間は、長男の小学校生活が落ち着くまでの期間(小2くらいまで)にしようと話し合いました。
メリット
- 妻が、帰る時間を気にせず残業できる
- 長男に登校しぶりがあっても、夫が対応できる
デメリット
- 収入が減る
- あまり現実的ではない
- 夫のキャリアダウンになる
- 主夫である期間が不利(ブランクの心配)になるかもしれない
パターン②夫婦ともフルタイム
夫は、私の退職を見込んで、転職しました。現に今、夫婦ともにフルタイム共働き状態です。さらに、ワンオペ。
この状態は、子どもが保育園児だからできる働き方だと思います。
なぜなら、帰宅後は子どものお世話だけで済むからです。
しかし、小学生になると、
- 次の日の準備
- 宿題のフォロー
- 持ち物の確認
- 精神的なフォロー
と、お世話だけで済みません。
ワンオペになる側(妻か夫)の負担が半端ないです。
メリット
- 2馬力で収入が安定する
デメリット
- 私が残業できない
- 体力的にも精神的にも余力がない
- 家族で過ごす時間が短い
- 休みの融通がきかない
- 長男の精神的なフォローがほとんどできない
パターン③夫がフルタイム、妻は退職(パート)
夫婦のどちらかが柔軟に動けないと、長男の精神的なフォローができません。
妻が柔軟に動けた方が、夫も子ども安心するのではないかと結論が出ました。
私は、長男の小学校生活が安定してきたら、パートか在宅でできる仕事をする予定です。
できれば、学校と関りがある仕事(養護教諭のサポートかスクールサポーターのような仕事)ができたらと思っています。
メリット
- 夫はブランクなく、キャリアダウンしなくて済む
- 長男の精神的なフォローや他のフォローができる
- 家族と過ごす時間が増える
- 養護教諭へ戻ることができる(講師として)
デメリット
- 収入が減る
- 公務員を手放す
番外編 夫がフルタイム、妻が時短勤務か部分休業
このパターンは、私が選択肢としてなかったので考えませんでした。
このパターンが可能な夫婦は、一番持続可能な働き方だと思います。
- 養護教諭の複数配置は避けたいから(人間関係に悩む、相方の養護教諭に負担をかけるから)
- 残っている仕事を残業か休日出勤でカバーしなければいけないから
小1の壁対策を考えるにあたって
小1の壁を乗り越えられるかどうかは、「子どもがどのようなタイプ」かによって変わってきます。
我が家は、いくら便利なサービスがあったとしても「長男の性格上、サービスをうまく活用できない」です。
そもそも、
- 学校に行きたくない
- 学童に行きたくない
と高い確率で言い出し、情緒不安定になるタイプだからです。
もう夫婦のどちらかが、キャリアダウンしなければいけない状況です。
情緒不安定な子は、この時期の親との関わる時間を大切にした方がよいと経験上思います。
何度も登校しぶり対応をして、つらい状況を目の当たりにしてきているからこそ、我が子には同じ思いをさせたくないと思いました。
今後、夫婦の働き方を見直される方へ
- 朝の子どもの出発時間と出勤時間がクリアできるか(ファミサポが使えるか)
→我が家は、夫婦ともに出勤時間が早いので×
- 子どもに登園しぶりがあるかどうか
→ある場合は、小学校でもなる可能性がある
- 4月1日~入学式までの預け先があるか(学童や親、ファミサポなど)
→長男は絶対学童行きたくない
- 夏休みは学童が利用できそうか
- 学童のお迎え時間が早すぎないか
- 困った時の預け先があるか
→私の周りでは、親のサポートが多いです
私は、年度途中で退職することを避けたかったので、きりのよい年度末に退職することを決めました。
後悔のないように、夫婦でじっくり考えてみてください。
今後、夫婦で働き方を見直す方々の参考になると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♡