【小1の壁対策】養護教諭辞めてよかった。小1の壁を乗り越えられなかった。

こんにちは。
元養護教諭のゆまとです。
14年間の教員生活を終え、年度末に退職しました。
「ワーママしんどい…」
「体の疲れが全然取れない…」
「子どもたちに寂しい思いをさせていないだろうか?」
育休からフルタイムで復帰した私は、毎日育児と仕事の両立に悩んでいました。
- フルタイムで働き方に悩んでいる
- 小1の壁を不安に思っている、対策を悩んでいる
- フルタイムを退職するかどうか悩んでいる
- フルタイムからパートに切り替えようか悩んでいる
- フルタイムを退職した人の体験談を知りたい
- 元公立小中養護教諭14年経験(産前育休含む)
- 小→中→小経験
- フルタイム復帰して2年間勤務
- 2児兄弟ママ
- 祖父母の支援ほぼなし
- 病休経験あり(復帰後)
フルタイムワーママを辞める前の葛藤や対策、悩んだこと
▽こちらに書きました。
フルタイムワーママを辞めてよかったと思うこと
心や時間に余裕ができた
フルタイムで働いていた時は、時間も心にも余裕がありませんでした。
平日は7時半に家を出て、17時半まで働く。
保育園に迎えに行き、帰宅後は夕食づくりにお風呂、寝かしつけ。
毎日怒涛でした。
仕事が忙しいと焦りからイライラしてしまい、自分にも我が子にも優しくできない。

子どもたちには、
「早く早く!遅刻ちゃう。」と朝から急かしていました。
でも、フルタイムを辞めてから時間に追われることなく、ゆとりができ、家族に優しくなれたように思います。
特に1学期は仕事が忙しく、休日出勤することもしばしば。
休みの日、家族との時間を削って仕事をしていました。
仕事が忙しいと、休日も仕事のことが頭から離れなかったり、夜に自宅でできる仕事をしたりとオン・オフもできませんでした。
今では、休日はずべて家族の時間に充てることができ、平日はフリーランスとパートの仕事を無理のない範囲ですることができています。
体調がよくなった
- 偏頭痛の悪化
- 原因不明のじんましん
- アレルギー症状がひどくなる
- 抑うつ状態になる
忙しいのに、保育園のお迎えがあるため、限られた時間で最低限の仕事をする。
緊張感と焦りの中でかなりストレスを感じていました。
定期的な通院が続き、医療費もたくさんかかっていました。

おそらく過去一体調を崩しました。
- 朝急ぐ必要がない
- 夕食を朝の時間に作る必要がない
- 帰宅後無理して家事、育児しなくてよい
- 常に時間と仕事に追われる必要がない
長男の登校しぶりに対応できる

登園しぶりって子どもはもちろんつらいけれど、
親もとてもつらい。
小1の壁は高すぎた

入学式前から学童に行かなければいけない
登園しぶりのある長男が、行ったことのない学童に行けると思えない(行かせるしかないのですが)。

教員は4月が激務。
急いで帰っても17時半。
早く迎えに行ってあげることも、休むこともなかなかできません。
出発時間と登校時間の調整が難しい
私の出発時間は7時半。長男は8時。
夫がどこまで調整できるか分かりませんが、私は間に合いません。
部分休業を取ることができればよいのですが、フルタイムだと無理です。
- ファミサポを利用する?
- 祖父母に頼む?毎日?
まだ一人で出発させるのは不安だし、近所に知り合いもいない。
我が家には大きな壁でした。
仕事と小学生のサポートの両立は無理
ワーママには誰しも通る道だと思います。
しかし、私はどう考えても激務な仕事と長男の勉強や精神面のサポートを両立するのは無理。

これまでのスケジュールも一変しますよね。
やるしかないのですが、また自分が体調を崩したり、余裕がなくなったりして悪循環になりそう。
忘れ物、宿題、持ち物、精神的なサポート。
自分が小学校で働いているので、親がどのくらいサポートしたらよいかだいたいイメージできます。
だからこそ、仕事を続けながらのサポートは無理だと感じました。
小1の壁…高すぎる。
フルタイム退職後の生活は?
しばらくは正社員に戻らない

正社員に戻ると、小1の壁対策ができません。
今のところ正社員を探す予定はなく、他の働き方を模索しました。
他業種に飛び込む勇気もないので、その選択肢はありませんでした。
正社員だと仕事の量が減ったとしても、時間や場所の拘束があり、融通が利きません。
正社員やるなら、もう少し働き方を考えて教員を続けたいところです。
フリーランスとパートのかけもち
色々と考えた結果、フリーランスとパートの掛け持ちがベストだと思いました。
フリーランスとして、このブログの運営やWebライターに挑戦し、パートとしてスクールサポーターをします。
学校で子どもたちと関わりたい思いが残っており、パートとして学校で働くことのできる仕事を見つけました。

週3・4日の午前中勤務なので、
とてもゆるりと働くことができます。
他の曜日は、自宅でパソコンでできる仕事に取組みます。
そうすれば、我が子たちのサポートも十分にできます。
まとめ
フルタイム共働きってしんどいですよね。
子どもがいると、急な発熱への対応や出発前、帰宅後の育児に追われます。
それに加え、小1の壁が高いともう無理だ!と我が家はなっていました。
「小1の壁なんてなかった」
なんて聞くこともありますが、我が子がどうなるかなんてやってみないと分からないですよね。
少しでも、事前の対策をしておきたいところ。
いきなりフルタイムを辞めてしまうのはリスキーなので、ご夫婦でよく話し合って今後のこと考えてみてくださいね。
正社員の頃の収入だけを見れば、毎月まとまった収入が入ることのありがたみを感じます。
(子どもとの時間など、犠牲にしていることもあるのですが…)
フリーランスとしてしっかり収入が得られるように、今後頑張っていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。