養護教諭がきついと叫びたい。そんな日ってどんな日?小学校編。

こんにちは。
小学校養護教諭のゆまとです。
あなたは養護教諭の仕事がきついというイメージできますか?
むしろ、毎日暇してるんじゃないの?って思いますか?
私は養護教諭の仕事が好きです。
子どもと関わることもとても好きです。
しかし、きついことも山のようにあります。
せっかくなので、この機会に言語化しようと思います。
養護教諭がきついと叫びたくなる日。
ごくごく普通の平和な小規模に近い中規模の小学校です。
保健室は行事がない限り、その日の子どもの体調不良やけがの多さによって養護教諭の忙しさが左右されます。
もちろん並行して、事務的な仕事もたくさんあります。
- 育休から復帰の2年目
- フルタイム復帰
- 経験年数は9年目
- 3歳5歳兄弟の保育園児がいる
- 17時30分には強制退勤
- 平日の夜はワンオペ育児
- 体も心も限界で1ヶ月休職した経験あり
≪きついと叫んだ日≫養護教諭の1日のスケジュール
- 出勤してすぐ保健室を開錠(すでに子どもは登校している)
- 検温忘れの子どもたちの検温対応
- 1時間目の授業中:体調悪い児童1名→早退対応
- 1時間目の休み時間:体調が悪い児童3名来室→教室に戻したり早退対応
※本当はここでトイレに行きたかった
- 2時間目の授業中:体調が悪い児童1名来室→経過観察、時間差で別の学年で体調が悪い児童1名来室→早退対応
- 2時間目の休み時間:体調が悪い児童2名来室→経過観察
- 3時間目の授業中:保健室で休んでいる児童の経過観察
- 3時間目の休み時間:体調が悪い児童1名来室→早退対応
- 4時間目授業中:早退のお迎え待ちながら事務仕事
- 4時間目後:お迎え待ち、病院案件のけが発生→管理職と相談
- 給食:やっとトイレに行ける、お迎え待ちながら急ぎめで給食食べる
- 休み時間:別の病院案件のけが発生→管理職と相談、嘔吐&おもらし発生→呼ばれる→着替え&掃除&消毒対応→さらにけが人発生→呼ばれる
ここあたりで、
きつすぎるー!!!
一旦休憩させてくれー!
って心の中で叫んだ。
- 5時間目の途中:やっと平和が訪れる
疲れ過ぎて思考停止。
こんな感じのスケジュールです。
とにかく、次から次へと様々な子どもたちが来室です。
子どもの体調不良は発熱ばかりではない
熱はないけれど、
- 頭が痛い
- お腹が痛い
- 気持ち悪い
- だるい
教室に戻ることができるのか、保健室で休むと回復するのか早退するほどつらいのか見極めも必要。
苦手な教科や行事があると、ストレスを感じて体調が悪くなるパターンもある。
子どもによって様々。
熱もないのに早退させるべきか悩む
私も親なので、親側の気持ちも考えます。
しかし、
- 何度も保健室を訪れる
- 担任に何度も不調を訴えている
そんな時は、発熱していなくても無理させ続けることは難しいです。
迷う時は、保護者に相談するようにしています。
折衷案で対応したり、理解していただいた上で迎えに来てもらったりして柔軟に対応しています。
迷っている余裕はない
とにかく、一度に色々な事が起きるので、迷っている余裕はない。
毎日がこんな日ではないのですが、突然こんな日はやってきます。
こんな日が続くこともあれば、
あれ?今日は平和だぞ?
という日もある。
読めないのはきつい。
まとめ
とにかく、子どもたちが学校で元気に過ごして無事に下校できることが1番です。
養護教諭の叫びたくなるくらいきつい日は、
立て続けに色んなことが起こる日
でした。
平和な日が1日でも多く訪れますように‥。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。