「現役合格」養護教諭になるために、勉強はいつから?

こんにちは。
元養護教諭ゆまとです。
養護教諭を目指したのは、高校生でした。
私は大学受験に失敗し、行きたかった教育大学へ行けませんでした。
そのため、養護教諭の免許が取れる大学を探し、地方の大学へ進学しました。
教育大学でなくても、免許が取れる大学はいくつもあります。
養護教諭を目指す人は、養護教諭の免許が取得できる大学を探しましょう。
私は、現役合格を目指して3つの自治体の採用試験を受けました。
結果、
- 一次試験は、3つの自治体「合格」
- 二次試験は、2つの自治体「合格」
以下、私の経験談です。
どなたかの参考になれば嬉しいです。
養護教諭になるためには、いつから勉強する?
勉強に力を入れ始めたのは、大学3年生

私の性格上、早い時期から目標に向かってコツコツ勉強できません。
ギリギリになって焦るタイプです。
みなさんは、どんなタイプですか?
まずは、自分のタイプを知ることが大切です。
私の通っていた大学は教員免許を取りたい学生ばかりではないので、大学2年生から学科に分かれて専門的な講義を受けたり、実習へ行ったりしていました。
養護教諭になるためには、教員採用試験に合格しなければならない

養護教諭になるためには、免許を取得した後、自治体による教員採用試験に合格する必要があります。
私立では、学校独自の採用試験があります。
公立の小中学校、高等学校の養護教諭になりたい場合は、
大学4年生の夏に、自治体による教員採用試験を受験します。
まずは、自分がどの自治体で働きたいのか考えます。
試験日が被らなければ、どの自治体でも受験できます。
私の場合は、とにかく現役で養護教諭になりたかったので、自分が住んでいる県と他の県を2つ、合計3つの県を受験しました。
養護教諭は、採用人数が限られるため、倍率も高くなります。
自治体にこだわらないのであれば、採用人数の多い、複数の県を受検することをおすすめします。
どこまでこだわるかは、よく考えてください。
教員採用試験とは

公務員試験と同じような試験です。
当時は、「一般教養」「教職教養」「専門教養」「小論文」「面接試験(集団・個別)」がありました。
大きい本屋には、たくさんの採用試験の参考書や自治体の過去問があります。
大学生は大学の講義やレポート、実習もこなしながら、教員採用試験の勉強もします。
なかなかハードですね。
私は、当時アルバイトもしたいし、遊びたいし、やりたい事がたくさんあってあまり勉強できませんでした。
私の大学では、採用試験を受ける学生に、年に数回、教員採用試験対策に模試を実施していました。
この時の私の結果がひどい。
希望した自治体すべて「合格率 D判定」。
さて、こんな私がなぜ現役合格できたのでしょうか。
自分が苦手な科目(勉強方法)を知る

これは、まずいな。と思ったのが大学3年生。
そろそろ本格的に勉強しなければと焦りました。
まずは試験対策するために、大学受験に失敗した理由はなぜか?を考えてみました。
私の場合、5つです。
- 暗記がとても苦手
- 作文(小論文)を書くことが苦手
- 計算は得意
- 一人で勉強できない
- 勉強の効率が悪い
予備校に通う(土日)

模試の結果がいつも悪いため、自己流の勉強では無理だと判断しました。
予備校が合うかどうかは個人によるので、ここはあくまで私自身の選択です。
私は、「一般教養」「教職教養」「小論文」「面接対策」をしてもらえるコースにしました。
「専門教養」は、参考書と問題集を使って自分で勉強しました。
平日の夕方コース、土日集中コースとありました。
平日の夕方はアルバイトをしていたので、土日に9:00~15:00まで通いました。
予備校では、教員を目指す同志と出会えて、励まし合いながら勉強できました。
暗記にはボイスレコーダー

法律がたくさん出てきて、覚えることばかりです。
予備校で、法律の解説を学び、すいぶん理解できるようになりました。
しかし、暗記の量が多く、覚えきれません。
この時に、知ったのが「ボイスレコーダー」を活用するということです。
ボイスレコーダー?
当時は、スマホが普及しておらず、私が持っていたのは数千円で買えるボイスレコーダーです。
大学のカウンセリングの講義で、練習用にボイスレコーダーを使用していたのでそれを活用です。
活用方法は、
よく出題される法律の一部を、友達・家族に声を出して読んでもらって音声を録音する
そして、
通学や移動時間に、イヤホンでこの音声を聞きながら覚える
という方法です。
友達によっては、誰かのモノマネしながら読んでくれたり、声色をかえてくれたりしてくれました。
そうすることで、問題を解く時に「この法律の〇〇条は、〇〇が言ってたところだ!」とイメージで思い出すことができました。
暗記が苦手な私にとっては、とても助けられました。
暗記は、音声で耳から覚えることもできます。
受験勉強は、つらい日もあります。
ぜひ、楽しんでやってみてください。
勉強以外にやったこと
アルバイトで、小中学生対象に個別指導の塾で講師をする
- 子どもが好きで、子どもと関わることができるよい機会になる
- 勉強を教えることで、自分の勉強にもなる(特に一般教養)
小学校の特別支援学級でボランティア
- 大学でボランティア募集をしていたので参加
- 特別支援学級の様子が分かり、現場で経験が生かせる
地域の消防署が主催する救急講習に参加
- 専門教養の勉強になる
- 一次救命処置ができる自分になれる
まとめ
私は、大学3年生から本気で勉強して現役合格しました。
短期集中でした。
振り返ると、本当に予備校に行ってよかったです。
行ってなければ、現役合格は難しかったと思います。
小論文のコツを教えてもらえたり、面接指導を何度もしてくれます。
もし予備校に行くかどうか迷っているのであれば、私はおすすめします。
現役合格目指して、ぜひ頑張ってください。
応援しています。
読んでいただき、ありがとうございました♡