養護教諭の仕事はきつい。4月のきついこと5選。

こんにちは。ゆまとです。
産休育休を除いて、養護教諭9年目となりました。復帰して2年目です。
【復帰2年目の私の課題】
- 残業を減らす(1日約2時間残業、保育園のお迎えは夫)
- 育児にかける時間を増やす
我が家は現在、実家には頼らず夫婦でフルタイム共働きを乗り切っています。
※2023年2月追記
養護教諭退職を決意しました。やはりフルタイムは無理がありました。
養護教諭は、1人職(多くても2人)であるため、きついことがあっても周囲には伝わりづらいですよね。
4月は1年の中でもスーパー忙しいですよね。
具体的にきついことを振り返ってみました。
養護教諭の仕事はきつい!4月のつらいこと5選!
①会議がとにかく多い
新年度がスタートするため、会議続きです。
学校組織、校務分掌(学校内の仕事)、入学式・始業式・学校行事の準備の確認、給食関係、保健関係、生徒指導関係、掃除関係・・・・挙げるときりがないです。とにかくたくさん!頭がパンク。
養護教諭は、主に「保健関係」のところで資料を準備したり、会議で提案したりします。
保健室の準備もしたいので、会議で拘束されてしまうのがきつかった‥‥。
先生たちも同じですよね。教室の環境を整えたい‥‥だと思います。
午前も午後も会議になることもあり、保健室のために使える時間がほとんどない!
最低限の仕事をこなして、退勤。悲しい‥
続きは、明日へ‥‥となります。
②保健関係の準備物が多い
例えば、
- 職員会議への資料の準備
- 各クラス分の健康観察ファイル準備
- 児童へ配布する文書の回覧、印刷、準備
- 健診用の児童名簿を作成、準備
- 健診準備
- 各クラスへ配布用の救急セット準備
書ききれないので、このくらいに。笑
とにかく、新年度のための準備物がたくさんあります。異動がない場合は、3月の春休み中にやれるだけやっておきます。
仕事の貯金って大事だとつくづく思います。
③健康診断が多い
学校保健安全法という法律で、「児童の健康診断は6月30日までに行う」と明記されています。
そのため、特別なことがない限りはその時期までにすべて終わらせる必要があります。
例えば、このような一連の流れがあります。
身体測定(身長、体重測定)を行う場合、身体測定の計画実施案を職員へ周知→実施→全員分の数値をシステムへ入力→ミスがないかチェック→前回の値との比較→欠席者の測定→(余裕があれば)振り返り
学校によりますが、4月は「身体測定」「視力・聴力検査」「内科」「歯科」「眼科」の健診があります。
連日続きます。
検診によっては保護者へ医療機関への受診案内を出すため、事務処理が多いです。児童数が多ければ多いほど時間がかかります。
児童のプライバシーに関わることなので慎重に集中して行わなければなりません。
帰宅後の疲労感、肩こり、首こりが半端ない・・・・週末は、マッサージへ。笑
④新1年生の顔と名前が分からない
新年度が始まり、1年生とっても可愛い。
当たり前と言えば当たり前ですが、1年生の顔と名前が一致するまでに時間がかかります。
養護教諭のほとんどは数年同じ学校で勤務すると、全校児童の顔と名前を覚えられます。
そのため、児童の名前が分からないことはとてもストレスであり、不安。1日でも早く覚えられるように努力しています。
異動した年は、全校児童(生徒)分からないのでとてもとてもきつい。
⑤事務的な仕事に追われる
③に関連しますが、健診を終えるとシステムへの結果の入力があります。ミスがないかどうかのチェックもあります。また、学校は養護教諭だけに関わらず、事務的な仕事が他にもあります。
健康診断の事後措置と並行しながら事務仕事にも取組みます。
まとめ
4月のきついことを5選で紹介しました。
5選には入らないけれど、これらの仕事の合間に、けがの手当てやけがをした児童の医療機関への搬送、引率、体調不良者の対応、カウンセラーさんとの情報交換、嘔吐処理の対応などもこなします。
4月の私ができる働き方改革は、
・膨大な印刷物・数値の入力はまとめて(時間の取れる時)行う!
・サポーターさんがいれば、印刷はお願いする!
意外と少ない。
とても忙しい4月。
お花見を楽しむ心の余裕が欲しい4月。
養護教諭のみなさん
4月は大変忙しいですが、くれぐれも体調をくずさないように息抜きしてください。
陰ながら応援しております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。