小学校の養護教諭(保健室の先生)として働いています👦
養護教諭の仕事内容ってどんなイメージがあるでしょうか?
・楽(暇)そう
・けがや病気の手当て
・保健だよりを書く など、時間に余裕があるイメージが多いと思います✨
実際は、時期にもよりますがとても忙しく働いています😊トイレに行くタイミングを逃すこともあるくらいです。笑
管理職や担任を持つ先生たちが忙しそうにしているイメージはつくと思うのですが、保健室の先生が忙しいことってあるの?って思いますよね。
●内科検診のある1日のスケジュールを例に紹介します✨
・8:00 出勤(子どもを保育園に送ってから出勤するので遅めです)
・8:05 保健室を開錠し、換気、水道の水質検査の準備、検温忘れの児童対応
新型コロナウイルス対策として、児童は毎日家で体調チェックと検温をしてから登校しています。忘れてしまった児童は、保健室でチェックする体制を取っています(地域や校種によって違います)。忘れた児童が何名か保健室を訪れます。体調チェックや検温をして、問題なけれな教室へ送ります🏫時々、登校中にけがをして来室する児童もいます。
・8:15 保健室に誰もいなけれな、校内を見回りながら児童の様子を観察(声をかける時や挨拶をする時は名前を呼んでから声をかける←私のポリシー)、トイレの点検もします(使い方、汚れ具合)
・9:00 全校児童の健康観察
各教室から提出された健康観察を点検し、欠席者や体調不良者を確認、パソコンで記録、管理職へ報告
・給食までの午前中 午後から内科検診がある場合などは、検診準備
児童の問診票点検、児童の個票(持病の確認)準備、消毒準備(コロナ対策)、会場の設置(つい立てを使用しプライバシーに配慮、導線を明確にするために床にテープを張ったり、張り紙をしたりして健診がスムーズに進むように工夫する)など、健診項目によって準備は変わります。
しかし、保健室は、けがをしたり、体調を崩したりして児童がいつでも利用できる場所です!
となると、ある程度の予定を立てていてもイレギュラーに対応する必要があります!時には、医療機関で診てもらいたいけがが発生することもありますし、教室で児童が嘔吐して応援に駆け付けることもたくさんあります💦私があと2人いたらいいのに!って思うことが毎日あります。笑
心配事は常に、管理職や先生方に相談して1人で抱え込まないように気を付けています。
できない事は管理職の先生方にお願いしたりしながら、何とか準備を終えます。このように当日焦って準備してしまうとミスが起こりやすいため、できる範囲で前日に準備をある程度進めておくことが大切だなと改めて思います。
・給食後~昼の休み時間 けが、体調が悪い児童の対応
・掃除 保健室担当の児童と、保健室の掃除をします
この時間にも保健室を利用する児童がいて、忙しくしています・・・
・掃除後~午後の授業 内科検診実施
実施後は、学校医(学校を担当してくださる地域のお医者さん)を見送り、片付けです。予定通りの時間に開始、終了できるとホッとします😊事前の計画がとても大切になってきます。
検診後は、検診の欠席者の把握、システムへの結果の入力、入力データの確認(ミスがないように一人ひとり確認)、結果の配布準備、問診票の保存、担任へ結果を報告など意外とたくさんの仕事があります。この仕事は、途中で中断するとミスが起きやすいので、児童が下校してから落ち着いて集中してやるようにしています。
・15:00~16:00 児童の下校、校門で見送り
学年下校、一斉下校によって下校時間に変化はありますが、16:00には高学年も下校です。
・下校後 職員会議、学年会議、職員研修など
日によって、会議や研修があることもあります。ない日ももちろんあります。この時点でだいたい16:00なのです!本当は、ここから事務仕事を仕上げていきたいところ・・・ですが、その日の体調によって、すごく疲れているともう仕事の効率が大幅にダウンです💦
・目標17:30に退勤
4~6月は新年度、健康診断目白押し、学校行事(運動会など)のため、なかなか早く帰れません。なので目標達成ならすの日々です。仕事の効率化も頑張っていますが、終わらない。この時期の平均退校時間は19時です⌚遅い・・・休日出勤する事も考えるのですが、休日は家族と過ごしたいので、できる限り平日にやっておきたいです。
以上、内科検診のある養護教諭の1日の仕事内容でした✨
読んでいただき、ありがとうございました♡