養護教諭の宿泊引率。きついことは?乗り越えるコツと便利なもの私物編。

こんにちは。
小学校の養護教諭として働くゆまとです。
3歳5歳の男の子を育児中です。
養護教諭経験は9年目(産休育休は除く)になり、宿泊引率は、
- キャンプ・林間学校(小中):8回
- 修学旅行(小中):7回
引率しました。
経験を重ねると、宿泊引率をいかにストレスなく過ごすかを考えるようになりました。
宿泊行事引率中、養護教諭は、
- 何が起こるか分からないので、本部待機になる事が多い
- 何も起こらなければ、裏方で仕事をする
このパターンが多いです。
※ 自治体によっては、看護師さんが同行するところもあります。
養護教諭は、ある意味孤独なので、自分の環境は自分で心地よく整えることを意識するとストレスが減り、過ごしやすくなります。
- 宿泊引率できついこと
- 乗り越えるコツ
- 私物で便利なもの
コロナ禍で、行事が削減される中、宿泊行事もずいぶん変わってきています。
なくなることは少ないため、少しでも養護教諭の負担が軽減されることを願って、私の経験談とともに紹介します。
養護教諭の宿泊引率。きついこととは?乗り越えるコツと便利グッズ。
宿泊引率のきついこと5つ。
①何が起こるか分からない前提で動く
大きなけがや事故、体調不良など何が起こるか分かりません。
未然防止に取り組みますが、無事に終わることを毎回祈ります。
②食事や睡眠がとれないこともある
イレギュラー対応のため、対応する時間が食事の時間だったり、夜中・朝方だったりすることがあります。
③慣れない環境で寝泊まりする
旅行ではなく仕事なので、慣れないキャンプ場や宿泊施設で寝泊まりするのはきついです。
④休憩という休暇がない
宿泊の前後に、引率中は休憩時間が十分に取れない代わりに、勤務の振替えという休み(時間単位)があります。
そのため、引率中は十分に休憩時間がありません。
修学旅行に比べて、キャンプや林間学校の方かきつい感覚です。
⑤すべての宿泊行事に引率するのは養護教諭のみ
養護教諭が引率することは当たり前と思われていますが、「すべて」はなかなかしんどいです。
もちろん、引率以外の日は通常業務(勤務の振替えの日以外)ありますし、3学年分2週間おきに引率した時には本当にしんどかったです(中学校勤務)。
1学期だったので、健康診断と同時進行かつ中規模校単数配置だったので倒れるかと思いました。
引率を乗り越えるための6つのコツ。
①食べれる時に、たくさん食べておく
イレギュラー対応に備え、食事の時間が確保されている時は十分に食べておく。
何もなくて、ただ太って帰ることもあります(何もなかったのでよし)。
②眠れる時に寝ておく
夜中や朝方起こされることもあります。
職員の打合せが終わり、解散になったらできるだけ早く休むようにします。
③自分がリラックスできる私物を忍ばせておく
私は、慣れない人と寝泊まりして数日過ごすことにストレスを感じます。
そのため、私物ですが自分がリラックスできるものを持参します。
④勤務の割振りはしっかり休む
教員あるあるですが、先生たちはあまり休みません。
勤務の割振りで、早く帰れる日や遅く出勤できる日も、あまり休んでいる印象がありません。
しかし、自分の健康は自分で守らなけれななりません。
わたしは、宿泊の引率を終えるととても疲れますし、翌日偏頭痛が起きやすいです。
そのため、可能な範囲で勤務の割振りがある時は、しっかり休むように心がけています。
⑤寒さ対策を忘れずにする
6月や11月は、朝晩とても冷えます。
とくに、キャンプや林間学校は宿泊施設、バンガローなどとても冷えます。
脱ぎ着できるようなベストや、パーカー、ユニクロのヒートテック(レギンスも)を忘れずに持参します。
⑥救急バックは、大小に分ける
養護教諭は、自分の荷物にプラスして、救急バッグ、嘔吐処理用グッズなど保健関係の荷物が多いです。
現地では、本部に大きめの救急バッグ(学校のもの)を置き、移動は小さめのショルダータイプ(私物)のバッグにしています。
▼ショルダータイプはこれ。ポケットが多く、カラビナもついていて使いやすい。
持っていくと便利なもの(私物編)。
私物なので、管理には気を付けましょう。
なくして困るものは、なるべく持っていかない方がいいですね。
①栄養ドリンク数本
学校が用意してくれる時もありますが、私は自分で数本持って行き必ず飲みます。
それだけ気が張り、疲れます。箱買いして、家に常備してあります。
②捕食
何でもいいと思いますが、私は、カロリーメイトやSOYジョイを忍ばせています。
食事が遅れたり、どうしてもお腹が空いたら食べます。
③カイロ
朝晩冷える時に、小さめのカイロがあると温かく、気持ちもリラックスできます。
④イヤフォン
私は、慣れない場所では寝つきが悪く、眠れないのでその時の対策用です。
眠れない時に、音楽を聴いたり、Voicyを聴いたりします。
⑤ドライヤー
修学旅行は、ホテルや旅館にあるものを使えることが多いです。
キャンプや林間学校はないので、自分で持って行くのが無難です。
忘れた年があり、優しい後輩が貸してくれて助かりました。
⑥カッパ
林間学校やキャンプでとても役立ちました。
手が空くのでとてもよかったです。
⑦携帯ライト
小さめのものを持っておくと、キャンプファイヤーの時や見回りに役立ちました。
⑧スマホ用充電器
電源がない時があるので、非常時に便利でした。
⑨ハンドクリーム
乾燥するので、寒い時期は必須。
⑩ボディータオル
お風呂に入る時に、小さなスポンジやボディータオルがあると個人的には便利。
⑪時計
普段はAppleWatchを付けているので、ショルダーバッグに時計をつけています。
まとめ
経験を重ねると、宿泊引率をいかにストレスを減らして無事に終えるか知恵がつきます。
私は、寝つきが悪く、睡眠が浅いので睡眠不足になり宿泊引率はとてもしんどいです。
少しでも楽になるように、便利グッズを日々探しています。
楽しんでいる子どもたちを見ると、頑張らねば!という気持ちになります。
引率がつらい方は、自分を助ける&癒すグッズを手に入れて乗り越えてください。
応援しています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♡