【養護教諭辞めたい】退職を伝えた時の周囲の反応は?引き止めに負けない2つのコツ。

こんにちは。ゆまとです。
育休からフルタイムで復帰して2年目。
想像以上に仕事が多く、仕事が回らなくなりかけていました。
帰宅すれば、育児・家事が待っていて、休む間もなく就寝。
そして次の朝がまたやってくる。
なんだこの生活は?!つらすぎる!
こんなにつらいと思っていなかったのです。
復帰2年目の夏。
多忙からついに体を壊し、病休を1か月取りました。
将来を見据えて、さんざん悩んだ結果、
子持ちフルタイム養護教諭の退職を決めました。
- ワーママ辞めたい
- フルタイム辞めたい
- 仕事辞めたい
そう思う人は少なくないと思います。
- 退職を決めた時の周囲の反応は?夫、両親、友人、職場など。
- 引き止められたらどうする(引き止めに負けない2つのコツ)?
養護教諭退職を決めた時の周りの反応は?
夫の反応
夫とは1番よく話合いました。
初めから、
「いいと思うよ!」
という後押ししてくれるような反応でした。
子どもがいない時も4年間夫婦共働きでしたし、当時から私の仕事の大変さを理解してくれていました。
夫は、本当は共働き推奨派です。
だから、私が辞めると決めたら、
- 「こんなはずじゃなかった」って思われてしまうかな?
- 反対されるのかな?
って不安でした。
しかし、フルタイムで復帰してから「子持ちのフルタイムって本当に大変だ」ということが、夫も身に染みて感じていたので、私が辞めると決めて少々安心したのかもしれません。
両親の反応
「あなたが決めたなら、退職を後押しするよ。本当にいいんだよね?」
「力になれることがあるなら、私たちも手助けするよ」
私は高校生の時から養護教諭になりたいと思っていました。
苦労して教員採用試験に合格したことも間近で見ていた両親です。
晴れて養護教諭になり、産休、育休も十分に取れて、フルタイムで復帰もできて、親からみれば順風満帆の生活だったと思います。
しかし、復帰して2年目から娘(私)が体調を崩しがちになり、2人の保育園児の育児も大変そう。
手助けしてくれる両親なのですが、母が持病持ちであまり体力がないため、元気いっぱいの子どもたち(男児2人)を預けるには短時間しか難しいのです。
母は自分がもっと元気なら、保育園のお迎えに行ったり、私が帰るまで子ども達を預かってあげたいと思ってくれていたみたいですが現実は厳しかったみたいです。
もっと反対されると思っていたので拍子抜けでした。
フルタイムで復帰したことが、どのくらい大変かを理解してもらうことができました。
友人たちの反応
「退職を決めるくらい、つらかったんだね」
学生時代の友人や養護教諭になってからの友人に報告しました。
もっと驚かれると思っていましたが、優しい言葉をかけてくれました。
ほとんどが、子持ちフルタイム共働きをしている友人なので、つらさが身に染みて感じたのかもしれません。
むしろ、友人たちは仕事を続けられていてうらやましいくらいです。
どうしたら、続けられるのか教えてほしいくらいです(切実)。
中には、
「私もいつもギリギリだよ。いつ辞めてもおかしくない。」
と言っている友人もいました。
みんなそれぞれギリギリの中、何とかやっているのですね。
校長の反応
「もう決めたんだよね?」
退職を決める前に、病休を取っていたこともあり、驚くことではなかったようです。
ただ、本当にいいの?という雰囲気はありました。
校長先生もお子さんを育児しながら、つらい中、教員生活を乗り越えてきた大先輩です。
だからこそ、辞めると言いづらかったのですが、決めたからには言うしかありませんでした。
最後に校長先生は、
「辞める選択もあるよね」
と言ってくださり、いつでも戻ってきてねと言ってくださいました(正規で復活は無理ですが)。
母親世代の大先輩方の反応
「辞めるなんてもったいないよ!」
一番予想外だったのは、母親世代の先輩方の反応。
そして、納得してもらうのに一番時間がかかりました。
何度も「もったいないよ」と言われ続けました。
退職は最終手段で、
もし、体がつらいのであれば、病休や療養休暇を取る選択があるし、3人目の産休でもいい。
フルタイムがきついのであれば、時短勤務や部分休業を相談してみてもいい。
もっと違う選択肢を考えてからでも遅くはないのでは?!
どれも、
「確かにそうだよな」
と思うことばかりで、ぶれそうになることもありました。
先輩方は、仕事しながら子育てしてきた方々なので、
「公務員の福利厚生は手厚い」
「子育てはだんだん楽になる」
「つらいのはここ数年」
ということを私に伝えたかったようです。
しかし、私の退職する意志が強いことが伝わり、最後は応援してくれました。
引き止めはある?引き止めに負けない2つのコツとは?
引き止めはある
私は中堅の立場なので、学校現場からすると「これからどんどん頑張ってほしい人」です。
そのため、簡単に退職を受け入れてくれる雰囲気ではないです。
ただ、私のようにすでに体調を崩して病休まで取っていると、
「これ以上無理させたらまずい」
という思いがあると思うので、無理に引き止められることはありませんでした。
引き止めに負けないコツ①
退職を迷っている時期は、下手に退職を口にしないことです。
もしも、職場が手放したくない存在だとしたら、うまく相手は引き止めて来ます。
好条件を提示して、こちらを迷わせてくるかもしれません。
自分が迷っているうちは、引き止めに対して自分の気持ちがとてもブレます。
退職を撤回しようかな?とさえ思ってしまうかもしれません。
退職を口にしたい気持ちは分かりますが、まずは意志を固めることに集中します。
引き止めに負けないコツ②
退職の理由を言語化し、ブレない強い思いを持つことです。
まずが、自分がなぜ辞めたいのか言語化しましょう。
紙にどんなことでも書き出して、退職理由をはっきりさせます。
- フルタイム養護教諭と育児の両立はつらい・きつい
- 時短勤務や部分休業は、自分が働きにくくなるため検討しない
- 小学校になる長男のサポートをしたい(4月から長男が小学生)
- 長男が登校しぶりをした時にサポートできるような仕事に転職したい(すでに登園しぶりあり)
どの人に引き止められても、全く迷いませんでした。
まとめ
退職を決めることは本当に勇気がいることでした。
- 退職理由を明確にすることが一番大切
- 退職には勇気が必要
- 引き止めがあったとしても、自分の意志が固ければ難なく乗り越えることができる