養護教諭辞めたい。私が辞める6つの理由とスクールサポーターになる方法。

こんにちは。ゆまとです。
- 小中養護教諭9年目
- 産休育休を経てフルタイム復帰
- 未就学児2人育児中
- フルタイムで働くきつさを知る
- 復帰して2年目に退職を決意
- 長男が4月から小学生
- 養護教諭からスクールサポーターになる予定
私は、育休からフルタイムで復帰しました。
小規模に近い中規模の小学校、単数配置です。
復帰してから、
- フルタイムの大変さ
- 育児と仕事の両立の難しさ
- 体力のなさ
- 精神的な余裕のなさ
多くの壁にぶつかりました。

想像以上に大変でした。
ワーママってこんなに大変なの?って思いました。
長男が4月から小学生になることもあり、考えてもいなかった退職という大きな決断をしました。
- 養護教諭を辞めたいと思っている人
- 養護教諭から転職しようと思っている人
- 養護教諭からパートになった人の話を知りたい人
- 養護教諭を辞めたい6つの理由
- スクールサポーターとは?
- スクールサポーターになるには?
養護教諭を辞めたい6つの理由。
①定時に仕事が終わらない(残業が多い)

私は、8時に出勤、17時30分に退勤しています。
(勤務時間は、8時30分から17時)
保育園のお迎えがあるので17時30分には退勤したいです。
しかし、定期健康診断の時期や学校行事を控えている日はとても忙しいです。
加えて、毎日保健室には、
- けが
- 体調不良
- 教室へ行けない子への対応
- 病院へ行くけがの引率
など、イレギュラー対応も多々あります。
どれもやっていると、定時に帰ることは不可能です(学校規模や学校環境にっよって定時で帰ることが可能な場合もある)。
期限が決められている報告書など、事務的な仕事も膨大です。
子育て中のため、子どもの発熱で仕事を休まなければならないこともあります。
どんどん仕事がたまります。
繁忙期は、土日に夫に子どもを託して仕事に行くこともありました。
②毎年宿泊行事の引率がある&きつい

小学校は、1泊2日の林間学校と修学旅行があります。
どちらも養護教諭は引率です。
中学校に勤務していた時(コロナ禍前)は、
- 1泊2日の宿泊学習(1年生)
- 2泊3日のキャンプと修学旅行(2、3年)
しかも、3回とも6月までに引率だったのでとてもきつかったです。
養護教諭は毎年もれなく引率なので、正直きつかったです。
(※自治体によって、看護師が同行するところもあるらしいです。)
しかもワーママになると、私がいない間の我が家のスケジュール管理があるので、頭はパンクです。
③人間関係が難しい

養護教諭は、
管理職、担任、保護者、外部機関、たくさんの人と関わります。
自分も相手も人間なので、合わない人がいます。
合わない人と仕事をすることは、正直しんどい時がありますよね。
避け続けることができないのがつらいところです。
子どもの対応や保健行事に関して、管理職や担任に依頼しなければいけない時があります。
依頼事に難色を示される人もいます。
難色を示されても、理解してもらえるように交渉することが時には必要です。
これが正直しんどかったです。
④休みにくい、代わりがいない

子どもが発熱した時やどうしても休みを取りたい時、休みにくかったです。
養護教諭が休んでしまうと、保健室を閉めることになり職員室で対応してもらうことになってしまいます。
しょうがないことですが、他の先生や子どもたちに迷惑をかけてしまうのはとても申し訳ない気持ちになります。
養護教諭の代わりがいないというのは、正直しんどいですよね。
休みにくいストレスがあります。
⑤孤独である
養護教諭は、学校に1人です。
そのため、分からないことがあった時に聞く先輩がいません。

困った…でもすぐに聞けない。
管理職にも分からないということが発生します。
そのような時には、近隣の学校の養護教諭に聞いて教えてもらうことがほとんどです。
何年か勤めれば養護教諭同士のネットワークができますが、新任や転任したばかりの時は誰に聞いたらよいかさえ分からない時があります。

私は、育休から復帰した時が一番孤独を感じました。
(※地域、校種、学校すべて変わってしまったため)
⑥理不尽なクレームがつらい

クレームは精神的にきつく、しばらく引きずってしまいます。
頻繁ではないのですが、教員をやっている以上、保護者からのクレームがあります。
こちらの落ち度がある場合は、丁寧に謝罪し再発防止に努めます。
しかし、稀に理不尽すぎるクレームもあります。
過去に数回経験しましたが、養護教諭の対応にもクレームが来て問題になることがあります。
あまりに理不尽なクレームの時はとても嫌な気分。
理不尽だからといって、戦うわけにもいけないし…モヤモヤ。
そのクレームにより、他の仕事が圧迫されたり、できなくなるのはもっと嫌な気分になります。
私は気持ちを切り替えるのが下手で、しばらく引きずってしまうのでつらかったです。
スクールサポーターってどんな仕事?なるための方法は?
スクールサポーターってどんな仕事?
自治体によって名前が違うかもしれませんが、
小学校で個別に支援が必要な児童のサポートをしたり、担任のサポートをしたりする仕事です(パート)。
実際に、私が勤務している学校にも数名いらっしゃいます。

素敵な仕事だなと思って、いつか自分が辞めることになったらやってみたい仕事のひとつでした。
なるための方法は?
自治体のHPで募集されることが多いので、こまめに自治体のHPを確認します。
そこに募集要項が載っているので、要項にしたがって履歴書を書きます。
試験はなく、面接のみです。
指定された日に面接を受け、結果を待ちます。これだけです。

HPを見逃すところで危なかったです。
1月~2月くらいに募集していることが多いです。
≪補足≫
募集は広報に載るだろうと思っていましたが、HPのみでした。なりたい人、気になる人は、自治体のHPをこまめにチェックすることをおすすめします。
私の自治体では、教員免許がなくてもサポーターに応募できました。
免許なくても、学校で働きたいという方はぜひチェックしてみてください。
スクールサポーターとフリーランスを掛け持ちしたい
スクールサポーターはパートです。
私の学校のサポーターさんは午前勤務で、午後にはいません。
せっかく午後時間が空くので、フリーランスとしても働きたいです。

せっかく公務員を辞めるので、やってみたいことに挑戦してみます。
今気になっているのは、Webライターの仕事。
私はHSP気質の持ち主なので、家で静かに仕事ができたら最高だと思っています。
でも簡単には収入を得ることは難しいと思うので、まずは掛け持ちして挑戦してみます。
まとめ
養護教諭(教員)を辞めたいと思っている人は、きっとたくさんいると思います。
でも、なかなか辞めない人の方が多いのが現状です。
私も子どもがいなかったら、夫婦だけの共働きだったら、おそらく辞めていないと思います。
つらいけど、辞めるまでは大袈裟かな?くらいの気持ちです。
でも、育休から復帰し、ワーママとして働く現場の大変さを身をもって感じ、限界がきました。
復帰して大変さを知ったことで、今後の家族としての在り方を見つめ直すことができてよかったです。
しばらくは、ワーママとしての働き方を模索しようと思います。
養護教諭からは離れますが、ワーママとして今後も頑張っていきたいです。
養護教諭の仕事はきついけrれど好きなので、これからも発信し続けることを今の目標にしています。
では、最後までお読みいただき、ありがとうございました。